アニメ「ミリオンライブ!」第1幕 舞台挨拶レポート
2023年10月よりテレビ東京、BS11にて放送予定のアニメ『アイドルマスター ミリオンライブ!』が、
8月18日(金)から全国の劇場での先行上映をスタート。全3幕に分けて、3週間ずつ上映されていきます。
8月19日(土)には、丸の内ピカデリーとユナイテッド・シネマ豊洲にて、『アイドルマスター ミリオンライブ!』第1幕舞台挨拶が開催。山崎はるかさん(春日未来役)、田所あずささん(最上静香役)、諏訪彩花さん(徳川まつり役)、 種田梨沙さん(田中琴葉役)、中村温姫(ロコ役)さんが、満員のファンの前で『ミリオンライブ!』に対する熱い思いを語り合いました。このレポートでは、丸の内ピカデリーでの2回目の舞台挨拶の模様を紹介していきます。
左から「茜ちゃん人形」、諏訪さん、種田さん、山崎さん、田所さん、中村さん
舞台挨拶開演の時間になり、中村さん、山崎さん、田所さん、種田さん、諏訪さんが登場 。
満員の客席からは、自然と大きな拍手がきこえてきます。
スクリーンの前に並んだ5人は、演じるアイドルのセリフとともに自己紹介。
中村「プロデューサー! オーディエンスの皆さん! シアターにウェルカムです♪ ロコ役、中村温姫です。よろしくお願いします」
山崎「アイドルになる夢、一緒に叶えよう! 春日未来役、山崎はるかです。よろしくお願いします」
田所「やれることは全部やりましょう! 最上静香役の田所あずさです。よろしくお願いします」
種田「プ、プロデューサー、お疲れ様です! 田中琴葉役の種田梨沙です。よろしくお願いします」
諏訪「プロデューサーさん、はいほー! (客席からも「はいほー」の声) ありがとうなのです! 徳川まつり役の諏訪彩花です。よろしくお願いします」
各回ごとに、司会役が交代する形で実施されたこの日の舞台挨拶。この回では、中村さんが司会を務めます。(1回目は山崎さん、3回目は種田さんが担当)
1回目の舞台挨拶とは異なり、上映前に実施されたため本編のネタバレ厳禁だったこの回。中村さんが客席に向けて、「まだ観てない人?」と質問すると、かなり多くの手が上がり、5人は「やばいよ」「絶対にネタバレはダメだ」「自信ないよ」と戦々恐々。そんな中、最初のトークテーマは、「いよいよ上映が始まった今の気持ち」
山崎「嬉しい! だって、我々からしたら10年以上も待っていて、アニメ化するぞって言ってからも3年以上。だから、信じられなかったよね」
諏訪「皆さんのお顔を見てると、ドキドキワクワクしてるのがすごい伝わってきて、きっと、それを超えてくる素晴らしい1幕だと思うので、楽しみにして欲しいです」
続いてのテーマは、アフレコでの思い出。新型コロナ感染症の予防対策で、一緒にスタジオに入れる人数が4人くらいに制限されていた時期の収録でしたが、物語の中心となる春日未来役の山崎さん、最上静香役の田所さん、伊吹 翼役のMachicoさん、プロデューサー役の中村源太さんは、だいたい一緒に収録できたとのこと。
また、その他のキャストに関しても、細かく分割してメンバーを入れ替えながら収録することで、同じシーンに出るメンバーは、できるだけ一緒に収録できるような工夫がされていたそうです。
諏訪さんからの「今までも一緒だった3人に、プロデューサー役の中村くんも加わって、どんな雰囲気だったの?」という質問に答えたのは田所さん。
田所「いっぱい(取材で)言っちゃってはいるんですけど……。あ、この話は、ネタバレになっちゃうから止める(笑)」
途中でのお預けに客席からは大きな笑い声と拍手が聞こえてきます。他のキャストからも「聞きたい聞きたい」とリクエストされますが、「やだ。(ネタバレが)怖いもん(笑)」と拒否する田所さん。話そうとした「我らはすごく仲が良いよねって話」は、色々な媒体のインタビューで語られているそうです。
また、登壇者からは、プロデューサー役の中村源太さんに関して「最終回のアフレコに某有名な高級チョコレートを差し入れしてくれた」「『プロデューサー役として皆さんに挨拶したい』と言って、1日スタジオにいたらしい」といったエピソードが披露され、作中の新人プロデューサーと同じく、優しく熱い好青年ということが伝わってきました。
Machicoさんからのミッションに諏訪さんが挑戦!
トークコーナーの後は、伊吹 翼役のMachicoさんから届いたメッセージビデオが上映されました。
Machico「ずっと待ってたアニメ化だったので、いつも近くで応援してくれているプロデューサーさんに観ていただくことができて、本当に嬉しいです。気になるのは、どんなお話なのかというところだと思うんですけど。とりあえずは、動く、喋るアイドルちゃんたちの表情とかをよく観て下さい。今回、CGアニメーションなんですけど、すごく自然に動いていたり、みんなの個性がいっぱい観られるシーンもあるので、それを楽しみにしながら、これからの上映を待っていて下さい」
メッセージの最後には、Machicoさんから登壇者へのミッションが発表。
「ネタバレをしないように、1幕の見どころを紹介してください」という少し難しいミッションに挑戦することになったのは、諏訪さん。
諏訪「とりあえずは、たぶん泣くでしょう。私は試写会で観たときに、期待していたよりもはるかに素晴らしい出来映えで、最初の方からめちゃめちゃ泣いちゃいました。映像もそうだし、何よりもMILLIONSTARSがみんなめちゃくちゃ可愛いんですよ。それぞれの子に関して、『そうそう。この子ってこういうキャラクターだったな』って思えるようなシーンもあります。あと、最初の方に『え? うそ! そんなシーンあるの?』みたいなビッグサプライズがあるかも? アイドルになるってそういうことだよね、みたいなこととか、とにかく、いろんな思いが詰まっていて感動しました。制作スタッフの皆さんの力の入れようも凄く伝わってきます。なので、皆さん、期待して観て欲しいと思います。そして、アニメ「ミリオンライブ!」のプロデューサーがどんなキャラクターか、どうやってアイドル達と関わっていくのかも楽しみにして欲しいです」
巧みにネタバレを回避しながらも、期待感を煽る素晴らしい紹介でした。
その後は、特別ゲストの茜ちゃん人形も登場して、取材に訪れたマスコミに向けてのフォトセッションタイム。
どんなポーズをすれば良いのか迷っている登壇者たちの動きとやり取りは楽しく、フォトセッションの間も客席からは何度も笑い声が聞こえてきました。
続いては、司会の中村さんが来場者特典を始めとする様々な関連情報を紹介。
お得な前売り券「ムビチケ」の紹介では、中村さんの言葉に特に熱がこもっていました。
中村「当日価格は1900円なんですけれど、ムビチケは100円安い1800円。俺は、私は、100円安いムビチケで入ったという優越感を持ちながら入れますよ(笑)」
告知コーナーが終わると、5人の登壇者から最後の挨拶。
中村「ずっと前から、スタッフさんから『ミリオンライブ!』のアニメをやりたいという話は聞いていたんです。だから、それがどう叶うのかなと思っていたのですが、それがついに叶う時が来たし、皆さんに観ていただける時がやってまいりました。皆さんと、MILLIONSTARSとプロデューサーのドリームがリアライズした記念すべきデイでございます(笑)。ぜひ今日は楽しんで帰ってください。そして、明日からも、来週からも、10年後もずっとよろしくお願いします」
諏訪「皆さん、今日は劇場までお越しくださって、ありがとうございます。これから、皆さんにはアニメ『ミリオンライブ!』を観ていただけるわけで、きっと期待が膨らんでると思うのですが、断言しても良いです。その期待を絶対に超えてくるくらい本当に素晴らしい作品です。心を解放して、これまでの『ミリオンライブ!』を思い出しながら楽しんでいただきたいですし、『ミリオンライブ!』は初めましてという方にも、ぜひ心から楽しんでいただきたいです。この後、劇場第1幕、思い切り楽しんでください」
種田「言いたいことはいろいろとあるんですけど。一度、頭をまっさらにして新鮮な気持ちで観ていただけたら、一番良いんじゃないかなと思っています。感想、お待ちしています! ありがとうございました」
田所「『ミリオンライブ!』のことを好きで良かったなとか、すごく安心してもらえることになるんじゃないかなって思っています。ぜひ皆さん最後まで隅々まで見逃さずに楽しんでください。よろしくお願いします」
山崎「『何でもP(プロデューサー)は喜ぶやろ』って、作ってないです! 本当に(期待を)超えてきます。あと、各担当の皆さま、安心してご覧ください。本当に素敵なアイドルたくさん出てきます。自分の担当のことも観て、みんなのアイドルのことも観て、『ミリオンライブ!』のこともしっかり観ていただければと思います。これからもよろしくお願いします」
こうして、作品愛が大いに伝わる第1幕舞台挨拶は終了。客席のプロデューサーからの大きな拍手を受けながら登壇者は退場しました。