―はじめに、今回のコラボレーションの経緯を教えてください
千早:今回、日本武道館での単独ライブという貴重な機会を頂いて、せっかくなので皆さんに、私のこのライブにかける想いを込めた特別なものをお届けしたいと思いました。
オサレ佐藤:武道館単独ライブの衣装デザインをお任せいただいたことが、今回の取り組みのきっかけでした。このライブに特別な想いが込められていることはすぐに伝わってきましたし、その想いを衣装に反映することが私にとって最大の使命だと感じました。そのような中で、千早さんご本人からも、“応援してくださる方々にライブへの想いをもっと身近に、そして強く届けたい”というご相談をいただきました。
オサレ塚本:単独武道館という記念すべき大舞台に関わるわけですから、当然プレッシャーはありましたが…それ以上に『千早さんの生き様をモノづくりに落とし込む』というコンセプトに胸が高鳴りました。悩み、頭を抱えることも多かったのですが、その過程も含めて結果的には千早さんらしさを凝縮した、非常に面白いものができたと思います。
千早:ありがとうございます。私はモノづくりに関しては詳しくはないので、こういうことができたら、という想いばかりで。でも細かく話を聞いていただき、様々なご提案もいただきました。こだわりをかなえていただけて感謝しています。